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建設業×特定技能の全体像 制度と実務を専門家が解説

2026.09.17

特定技能ビザ

はじめに

本記事は、建設業において外国人材の採用を検討している企業様、または既に受け入れている企業様の中で、

 

・特定技能制度の概要を知りたい

・建設業で外国人を雇用できるのか知りたい

・技能実習との違いを理解したい

・制度導入の要件や手続きを把握したい

 

このような方に向けた内容です。

 

結論

建設業における特定技能制度は、人手不足を補う有効な手段ですが、適切な制度理解と事前準備が不可欠です。

 

特に、以下の要件を満たすことが重要となります。

・建設業許可の取得

・JAC(建設技能人材機構)への加入

・CCUS(建設キャリアアップシステム)への登録

・適正な労務管理と受入体制の整備

 

外国人雇用は“採用で終わり”ではなく、“運用設計”が重要です。

 

特定技能制度とは

特定技能とは、人手不足が深刻な産業分野において、一定の技能を有する外国人の就労を認める制度です。2019年に創設され、建設業も対象分野の一つとされています。

 

【特定技能の区分】

・特定技能1号:即戦力となる技能を持つ外国人

・特定技能2号:熟練した技能を持つ外国人

 

技能実習との違い

【技能実習】

・目的:技能移転(国際貢献)

・即戦力性:低い

 

【特定技能】

・目的:人手不足の補完

・即戦力性:高い

 

建設業における受入要件

 

① 建設業許可の取得

建設分野で特定技能外国人を受け入れる企業は、建設業許可を取得している必要があります。

② JAC(建設技能人材機構)への加入

受入企業はJACへの加入が求められます。

 

③ CCUS(建設キャリアアップシステム)への登録

受入企業はCCUSの事業者登録を行い、特定技能外国人についても技能者登録を行う必要があります。

※CCUSは、技能者の能力評価や就業履歴を管理する制度です。

④ 適正な報酬の確保

特定技能外国人には、同等の技能を有する日本人と同等額以上の報酬を設定する必要があります。受入計画の申請では、同じ職種の日本人の給与や経験年数等との比較を求められ、同じ職種の日本人がいない場合には、賃金規程や地域の建設技能者の賃金水準等を参考に、報酬額の妥当性を説明します。

 

⑤ 受入計画の認定

国土交通省による受入計画の認定が必要です。

 

⑥ 受入人数の上限

建設分野では、1号特定技能外国人の受入人数について、受入企業の常勤職員数との関係で上限が設けられています。

 

導入のメリット

・即戦力人材の確保

・長期的な人材確保

・技能継承の促進

・組織の安定化

 

導入時の注意点

・建設業許可との整合性を確認する

・CCUSおよびJACの手続きを適切に行う

・労務管理体制を整備する

・受入計画の認定を取得する

・定着支援体制を構築する

 

専門家の役割

建設業における特定技能制度は、複数の法令と行政手続が関係するため、専門家の関与が重要です。

・建設業許可との整合性確認

・受入計画認定の支援

・在留資格申請のサポート

・JACおよびCCUS手続きの助言

・制度設計および運用支援

 

那須行政書士事務所では、建設業と外国人雇用の双方に精通した専門家としてサポートを提供しています。

 

重要なメッセージ

建設業における外国人雇用は、単なる人手不足対策ではなく、経営戦略の一環です。

外国人雇用は“採用で終わり”ではなく、“運用設計”が重要です。

 

まとめ

・特定技能制度は建設業の人手不足解消に有効である

・建設業許可、JAC加入、CCUS登録が重要な要件となる

・国土交通省による受入計画の認定が必要である

・技能実習と異なり、即戦力として活用できる

・制度理解と運用設計が成功の鍵となる

 

判断に迷う場合は、事前に専門家へ確認することを推奨します。

建設業における特定技能制度の導入については、那須行政書士事務所までお気軽にご相談ください。

 

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